Desitable’s diary

デジタブル(design×vegetable) 管理栄養士として学んでいる食に関係する情報を発信していきます! また日々の生活の呟きをすることもあります。

はじめまして!Desitable(デジタブル)と申します。

 

こんにちは!Desitable(デジタブル)と申します。

このブログでは、管理栄養士として学ぶ「食」に関する情報を「みなさんと一緒に分かち合う」目的として開設した場所です。ブログの内容として、

 

・「最近お腹が…」、「これって健康にいいの?」といった日々の生活の悩みに役立つ栄養情報

・「名前だけは聞いたことあるけどね~」といったようなどこかで聞いた食材の幅広い知識の提供

・「これ!気になってたやつだ!」とつい頭でつぶやいてしまう健康食品の紹介     

などなど・・・

 

様々な「食」に関する内容を皆様にお届けいたします。

ぜひ立ち寄って、覗いて、気軽に読んでいただけたらと思います!

 

 

 

 

 

 

第1回目は、
「もうすぐ夏だ!」ということで、夏野菜の代表の1つ【トマト】について書いてみようと思います。

 

真っ赤な色がお美しい野菜【トマト】。

ミニトマトなら無限に食べれるわ…」 「ちょっとあの食感、無理…」
好き嫌いは賛否両論あると思います。

 

 

皆さん。トマト、、、お好きですか、、、?

 

 

 

 

ということで、ざっくりとですがトマトについていろいろ書いてみたいと思います。

 

 

 

 

とにかくビタミンが豊富!

  • まず、ざっくりとトマトの成分をまとめてみます。
【トマトの食品成分(可食部100g当たり)】
炭水化物:4.7g
たんぱく質:0.7g
脂質:0.1g
カルシウム:7mg
鉄:0.2mg
ビタミンA(β-カロテン当量):540㎍ 
ビタミンB₁:0.05mg
ビタミンB₂:0.02mg
ビタミンC:15mg

※可食部:食べられる部分のこと。

【参照:日本食品標準成分表2015年版 (七訂)】


トマトには、ビタミンCやビタミンAが豊富に含まれる、栄養価のとても高い食材の一つです。ビタミン以外にも

 


・体内の余分な塩分を排出してくれるカリウム
・便秘解消やコレステロールを抑える水溶性食物繊維


など、様々な栄養素を兼ね備えている食材なんですね。
世界に8000もの品種があると言われ、日本でも昭和時代から盛んに品種改良が行われ、今でも新しい品種が生まれて市場に出回っているそうです。

 

 

 

 

赤い色の正体は、みなさんおなじみの…

 

トマトと言えば赤い色が特徴の野菜。
この赤い色はトマトに含まれるリコピンという色素成分で色づいています。

リコピン
・赤い色素成分のリコピンは、強い抗酸化作用があり動脈硬化や高血圧、糖尿病といった生活習慣病やがんなどを予防する効果があると言われてる。
・シミやそばかす、くすみやシワを改善する美肌効果も期待されている。


1日の摂取目標量は15mgと言われています。体内で作ることができないので積極的に摂取したい成分ですね。

 

ちなみにリコピンが多く含まれる食材をランキングにしてみました。


~食材に含まれるリコピン量ランキング(食材100gあたり)~

1位 トマトジュース・・・19.0mg
2位 ミニトマト  ・・・8.1mg
3位 スイカ    ・・・3.2mg
4位 ピンクグレープフルーツ・・・3.2mg
5位 トマト    ・・・3.0mg

 ジューㇲやミニトマトのほうが、普通のトマトよりも多いそうです。
(意外…)

 

 

 

 

ジュースにするとリコピン吸収率が上がる?

 リコピンは、トマトの細胞を強く覆っている壁(細胞壁)の内側にあり、吸収率を上げるにはその壁を壊すことが必要とされています。
細胞壁を壊す方法として、


・加熱して壁を柔らかくする。
・すりつぶす。
・ミキサーにかける。



がなどが挙げられます。

生で食べるよりも3~4倍も吸収率が上がるとされているので、市販のトマトジュースを飲んだり、トマトソースにしたりして取り入れると効果的だと言われています。


 

 

以上!トマトについてざっくりまとめてみました。

【トマトのまとめ】
・ビタミン、ミネラルが豊富な栄養価の高いお野菜。
・赤い正体は、実はリコピンだった。
・ジュースや加熱してリコピン吸収率をUP⤴

 

 

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ご愛読ありがとうございました。

 

 

※本内容は、参考資料を元に情報を共有する目的として記載した内容です。真偽を確定するものではありません。